ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

アクシデントパン

マイナスのことに敏感になってしまう。

 

気分と体調が良くないせいかもしれない。

 

この前もほんの少しのことを気にしてしまった。

 

4人で話をしていて、僕の正面の人が勢いあまってコップを倒してしまい中のお茶がテーブルに溢れ、その勢いで僕の太ももにかかり、チノパンが濡れた。

 

「あ、ごめんなさい!」

「いえいえ、そのうち乾くんで大丈夫ですよ」

と返事して、タオルと雑巾を持ってきてすぐに拭いた。

 

濡れたことについては本当に何とも思っていない。

が、後になって思うことがある。

 

何で自分なんだろう?

 

僕以外の2人ではなく何故か僕にお茶はかかる。

なんだかこういうことを引き受けるのはいつも僕だ。

学生の頃もじゃんけんで僕だけが先輩ばかりのチームに1人入ってしまう。

 

なんとなく、良くないことを引き当てる星の元に生まれたという自覚がある。

 

例えば、キムタクや松潤にお茶はかからないと思うんだわ。

その場でお茶がかかるのは必ず別の人だと言い切ってしまっていいはず。

 

自分には本当は良いことも起きているし、悪いことをうまく避けているのかもしれないが、引き当てた悪いことはやはり印象に残りやすい。

 

そうやってマイナスの気分を深める要素をそこら中に見つけてしまい、気分を高める要素が見つからないのは僕の悪い癖だ。

 

だからお茶の件でこう思うようにした。

他の人にかからなくて良かった!

ちょっと無理やりなんだけど、自分にきたことを不幸に思うより誰かに不幸がなかったことを喜べる精神を少しずつ鍛えていく。

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