日本人の読解力が落ちたと話題だけど、そんな衝撃的なことかな?
Twitterでもニュースのコメント欄でも、ちゃんと読まずに早とちりして取り違えて怒ってる人よく見かけるじゃん。
だからこそ僕は勘違いがないようにちゃんと読もうと思うし、勘違いさせないように書こうとも思う。少しでも勘違いしてしまった時はかなり反省する。
読解力が落ちたとかああだこうだ言うけどさ、みんなSNSで「いいね」とかスタンプとかで簡単にやり取りを済ませてるじゃん。
表現力と読解力は比例すると思うよ。
予め用意された選択肢から感想を伝えてばかりいるから自分の感情の機微にも気づけなくなって相手の感情も読み取れなくなるのは当然じゃないの?
僕はスタンプだけでは気持ちが正しく伝えきれないから全く使っていない。むしろそこでどんな言葉で表現するといいかを考えることを楽しんでいたりする。
だから僕はスタンプを送られても何を言いたいのか読み取れない。
ってことはスタンプでやり取りしている彼らの方が逆に読解力に優れているんじゃないかとすら思う。それだけで済んでるんだから。
最近教わった話だけど、人との関係がうまくいっていない時や苦しい時、困った時こそ言葉が必要だ。
「実はこうなんだ」「こういう気持ちを感じててさ」「自分はこっちだと思うよ」
言葉からコミュニケーションが生まれて、言葉で感情を伝えて、言葉によって関係を深める。
当たり前に日常にあるから気づきにくいけど言葉は人類の大発明だ。
その言葉を意識して使うというだけで、社会に生じる無駄な分断や勘違いから生まれる齟齬を減らしていけるんじゃないかな。