この話題が興味深い。
大人たちが「最近の若者はダメだ」と思ってしまう理由が研究によって判明 - GIGAZINE
海外の研究で、大人達がなぜ「最近の若者は…」と言ってしまうのかを調べたもので、結論としては若者が本当に劣っているのではなく、大人が自分の強みについて足りていない若者を見てそれを言ってしまうということがわかったという。
つまり、上の記事を引用すると、「自分は年長者を尊重している」と考えている人は若者を無礼だと思い、「自分は賢い」と思う人は若者を愚かだと思い、「自分は本をよく読む」と信じる人は若者が読書嫌いだと思いがちなのだとか。
なるほど。合点がいった。
確かに長年人類は常々「若い奴はダメだ」と言ってきたけど、本当に若者がダメなら人類はとっくに滅びているはず。
それでもその言葉がなくならないのにはそういう理由があったのか。
ズルいぞ!大人!
自分の得意分野で若者に勝った気でいるのか。
そりゃ得意なことなんだから優れていて当然じゃないか。
ホームランを打ったプロ野球選手が「お前にはできないだろ」ってサッカー選手を見下してるようなイメージ。
それよりも、自分が苦手な分野が優れている若者をちゃんと重宝できる大人になりたい。
足りていないものはダメだと見下すのではなく、優れているところを認める。そして自分の優れているところを相手にも認めてもらう。そうやって協力関係を築くことが健全な社会への第一歩だと思っている。
「最近の若者は…」はもうやめよう。