ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

人を見るパン

2017年に思ったこと。

 

僕は経験上、長く関係の続いた友人ですら約束を破ったり僕を裏切ったりすることを知っている。その時の絶望感とため息と喪失感は今も心の奥に残っている。

 

恋人を裏切る友人もいた。そんな風に恋人を捨てることのできる人は友人である僕なんか簡単に捨てられるだろうなと思っているとその通りだった。この時はわかりやすすぎて笑ってしまった。

 

人間関係なんてそんなものなのに話したこともない人を支持することができるだろうか。

決まった時期に突然駅前に現れて大きく名前が書かれた旗を翻し鉢巻をしてマイクを握り「清き1票をー!」なんて言ってる人をどうして信用できると思うだろうか。

 

知らない人に投票するなんて無理がある。

だから知らなきゃいけない。現職議員が任期中に何をしてきたかをちゃんと見ておかないといけない。

「安倍は嘘つきだ!」なんて言うのもいいけど、僕らに総理大臣を選ぶ権利はない。だけど直接選ぶことのできる地方議員がちゃんと働いているか、嘘をついていないかをしっかりと見ておかないと、安倍晋三が降りたところで次の嘘つきが総理になるだけじゃないのか。

 

僕は人を見る目がないよ。

心を許せる友人も少ししかいない。

そんな僕でも1票を投じる権利がある。

その日の為にこの人はどんな人か少しでも知っておく必要があるんじゃないだろうか。

駅前で綺麗事を並べ立てられる前に。

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