ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

LGBTパン

バリバラ「バギーの部屋」第1夜・第2夜を見た。

 

セクシャルマイノリティLGBTって言葉について、「レズビアン」とか「ゲイ」とかは当事者が自分を表現して作った一つ一つ違う単語なのに、そうじゃない人が「LGBT」ってひとまとめにしてしまった感じがする。

自分が理解できないことに名前をつけてわかった気になれるからそうなっていったんだろうな。

とはいえ、LGBTって呼び名が広まったことで、それまで存在すら意識してもらえなかった人たちに光が当たるようになったことが進歩なんだとか。なるほど、これからもっと社会の方が成長してジャンルじゃなく1人の人として見れるようになっていくんだろうか。

だって相手がゲイだからってゲイとして接するのはおかしくて、別に昨日の野球の話とかしてもいい訳じゃん。

 

次に、今は“差別的”という理由で「オカマ」とか「ホモ」とか言わなくなったという話題で、意外と当事者同士ではそういう言葉も普通に使っていたりもすると話していた。

差別的かどうかはその言葉を使う人の姿勢次第なんだろう。とはいえ、たとえ僕に悪意がなかったとしても僕のことをよく知らない間柄では悪く捉えられてしまうこともあるので、結局のところ人間関係の構築が大切ってことだね。

 

もう一つ良いなと思ったポイントがある。それはりゅうちぇるが「前にキャンディボーイのりゅうちぇるですって自己紹介をしていた」ってところで、キャンディボーイって何?って相手は思うんだけどもうそれでいいという。LにもGにもBにもTにもその他のジェンダーにも説明なんか要らなくて、ただただ“その人”ってことが重要で、その人を知ることは名前とか肩書きじゃなくていろいろ聞いてみることなんだってストンと納得がいった。

 

なんかまとまりのない文章だけど、これはセクシャルマイノリティに限らず、障害者とか外国人とかいろんなことに当てはめて考えることができて僕はスッキリしている。

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