最近各種メディアで「SDGs」が取り上げられることが増えてきた。
「持続可能な開発目標」を意味する言葉で、今後も地球で人々が安心安全に暮らし続けていく為に取り組むべき課題が掲げられている。
これについて知り合いが「毎日テレビでやってるけど17個も覚えられない」と話していた。
いや、別に17個覚えなくていいよ?
ひとつひとつを見れば「貧困をなくそう」とか「質の高い教育を」とか「安全な水を世界中に」とか、誰もが実現した方がいいよねと思えるものばかりだとわかるはず。
ただ、どれも明日簡単に達成できるものではなくて、世界中の人々が協力する必要がある。
だからといって法律で何かの行動が縛られるという訳でもなくて、自分にも出来そうなことをほんの少し意識するだけでいい。
例えばレジ袋を断るとか、海にゴミを捨てないとか、もうやってるよってことも意外とあると思う。そうして視野を広げてみると「ジェンダーのこと知らなかったなぁ」とか、「今でもこんな差別が起きてるんだ」とか、知っていくことにも繋がっていく。
全部の目標を覚える必要なんてなくて、世界をほんの少し良くする為にこれだったら出来るかなってことを考えるきっかけがSDGsなんだと僕は捉えている。