ドイツの鉄道では多くの人がパソコンを開いて映画やドラマを観ている。
Netflixなどの動画コンテンツが充実してきたことを実感する。
そんな中、僕らは長い移動時間を埋めるためにテーブル席でカードゲームをしていた。
すると向かいの席のドイツ人がこちらを見て「それ何のゲーム?」と訊いてきた。
ドイツでは元々どの家庭にもボードゲームやカードゲームがあったため、目の前で知らないゲームをしている人がいると話しかけるのは割と一般的なんだと思う。
しかし最近はスマホやテレビゲームが普及したことで、家庭で子供にボードゲームを買い与えることも減っているとドイツのメーカーの方から聞いた。
日本でもその傾向はあるが、その一方で海外のボードゲームが好きな大人が増え、ボードゲームカフェなども増えていき、その大人たちが自分の子供にもボードゲームをやらせたいと買い与える流れが出来てきているようだ。
動画で時間を潰すのもいいけど、目の前の人と遊ぶ気持ちも忘れないでいたい。