ソートベーカリー

小麦粉をこねてパンを焼くように、頭の中で考えたことを文章にしていきます。

字がきたないパン

子供の頃幾度となく「綺麗な字を書きなさい」と教わった。

いつもいつも「字がきたない」と言われてきた。

かなり丁寧に書いたけど「下手くそ」と言われてなるべく人前で字を書きたくなくなった。

 

ただ社会に出て仕事をしてみてわかる。

自分より字がきたない人は割といる。

ましてや何と書いているのか読めないレベルの人もいる。

 

例えば物の数量とか、送り先の住所とか、万が一間違えると大きな損害になるような箇所が読めなかったり2通りに受け取れたりするのは酷い。

そういう人って他の場面でも相手の立場で考えることができないんだろうなって思うし、そういう人のためにワープロが生まれたんだろうなって思う。

 

とりあえず自分は相手に読めないほど字はきたなくない。メモ書きはあんまり綺麗じゃないけど、読むのは自分だから問題ない。

 

なんというか、ハサミを渡す時に持ち手側を相手に向けるような些細だけど当たり前に求められる心遣いって必要だよねって話。

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